ワイズマート

 

浦安市地域支え合い会議で企画したお買い物サポートデーを3日間開催致しました。

(浦安市地域支え合い会議は、高齢者が住みやすいまちについて

考える市役所や社会福祉協議会、地域住民、企業等が参画する会議体です。)

ご高齢の方の外出支援・交流支援の一環として、お買い物のサポートを致しました。

また、どういったことにお困りなのか、お買い物に限らず、

こうして欲しいといったご要望を確認し、

今後の福祉に活かしていくためのアンケートも実施しました。

 

 

実施内容は、大きく2つあります。

1つは、スローレジの設置です。

 

 

会計時のお支払いで、小銭を探したり、お財布を出したりするのに多少時間がかかっても

焦らず、ゆっくりお会計出来るというものです。

このレジは、この時間は、ゆっくり会計処理をしますので、お急ぎの方は

他のレジにお並び下さいという宣言をしました。

そもそも「スローレジ」という言葉に馴染みが無いと思いますが、

順番待ちの人も、少し優しい気持ちで待つレジです。

 


 

そしてもう一つの内容が、お買い物フレンズによるお買い物のサポート。

お客様のご要望を伺ったり、上の写真にあるような

ご支援をさせて頂きました。

 

 

浦安市福祉部職員の皆様の他、民生委員の皆さまが中心となって積極的にお声がけ頂きました。

民生委員とは、簡単に言うと住民の立場にたって、まちの福祉を考えるボランティアです。

住民の方からの相談内容に応じて、必要な支援を受けることが出来るように

専門機関への橋渡しをし、課題が解決出来るように寄り添う存在の方々です。

 

 

浦安市では、11の支部にエリアを分けて、社会福祉協議会としての活動を続けております。

今回は、そういった活動の一環として、生活に欠かせないお買い物に焦点をあてて開催される

ことになりました。実施する前からの懸念としては、「スローレジ」という概念が

まだ浸透していないこと、お買い物サポートとして、いきなりお声がけして大丈夫だろうか?

 といったことがありました。

 

 

ところが、そんな懸念は初日直ぐに払拭されました。

民生委員の皆様が、日頃からどういう思いで活動されているのか。

そういう志の皆様なので、お客様に積極的に話しかけられて、

また、あまり話しかけて欲しくないなぁ~という雰囲気のお客様には、

それとなく見守るといった姿勢で3日間が無事に終了出来ました。

 

 

 

僕も及ばずながらも、お手伝いさせて頂きましたが、

民生委員の皆様とご来店されたお客様がお友達というケースが多くてびっくりしました。

民生委員の方から「吉野物産の時からファンですって。良かったね。」と

笑顔で僕にお伝え下さったりフレンドリーで見習わねば!と思いました。

 

 

3日間、しかも1日3時間だけの開催でしたので、何かの勧誘?と思われたお客様も

いらしたみたいですが、お買い物サポートデーを開催しただけではなく、

ここで得たことは、浦安市地域支え合い会議でも共有され、議論し、

また、ワイズマートとしても貴重なご意見を伺える良い機会だと考えております。

全てのことが実現可能ではありませんが、出来ることから改善出来たらと思います。

 

 

それでは。実際のアンケート結果について、集計結果をご紹介致します。