Y'smart Ideal State ワイズマートのありたい姿
お客様の「身近な冷蔵庫でありたい」を叶えるために
5年後・10年後に向けて、ワイズマートでは、創業当初より変わらない経営理念を実現するため「ありたい姿」を提示することで「こんな会社になっていたい!」「こんな働き方をしていたい!」という想いを全社員に共有しています。
ワイズマートの掲げる3つの「ありたい姿」
(1)コンパクトストアに磨きをかけ、競争に強い店・お客様をファンにするお店でありたい
(2)従業員一人一人の物心両面での幸せ実現に向け、努力や成果に報いられる企業でありたい
(3)地域課題(フードロス・健康増進・多様性など)の解決に貢献できる企業でありたい
ワイズマートのありたい姿(1)
コンパクトストアに磨きをかけ、競争に強い店・お客様をファンにするお店でありたい
コンパクトなお店である私たちは、厳しい競争環境を生き抜くうえで、商品力や技術に日々磨きをかけ続けています。
お客様は、日常生活において「良い・使いやすい」と感じるお店を選ばれます。他店との競争環境のなかで「お客様に選ばれない」というのは、当店が他店に比べて魅力が表現できていないことに他なりません。
当店ではコンパクトストアに求められるさまざまな要素に磨きをかけることで、「競争に強いお店・お客様をファンにするお店」の実現を目指しています。
【店舗としての魅力】を高めるために
● 出店に当たっては、駅前立地・駅ナカ立地を重視し、24時間営業などで、お客様に利便性を感じて頂けるお店づくりを目指しています。
● 店舗面積は業界平均の3分の1しかありませんが、商品棚には極力多くのアイテムを品ぞろえし、コンパクトながら必要なものは一通り揃う店づくりを意識しています。
● 安心安全・信頼できる商品の提供とお手頃で庶民的な価格設定を心がけています。
● 食品スーパーの命ともいうべき生鮮食品(農産・水産・畜産)の鮮度と価格に磨きをかけ、仕入の工夫、加工技術の向上に磨きをかけます。
● 食べて美味しいお惣菜やお寿司を提供するために、店内加工・調理技術の向上を目指します。
● 定番商品の充実に加え、「飽きさせない」「珍しい」といった品揃えに挑戦する社風、失敗してもトライし続ける「トライ&エラー」が出来る社風を育んでいます。
● 商品の美味しさや特徴、産地の情報、作り手の思いを伝えるPOPやSNSの充実を目指しています。
【個人としての魅力】を高めるために
● 職場では「穏やかな人間関係」と「規律ある文化」の両立を目指しています。
● 「あの人がいると安心」「あの人ともう一度仕事がしたい」と感じていただける人格形成を目指し、人事考課評定に採用しています。
● 地域に密着するお店として、常連のお客様から名指しで「いいね!」と言われる人材づくりを目指しています。
● 商品陳列の技術やセンスを磨くこと、包丁さばきや調理技術を磨くこと、商品の特徴・産地・調理方法などの商品知識を広く・深く習得することを目指しています。
【組織としての魅力】を高めるために
● 「店主集団経営 ※1」により、各店舗・各部門ごとに責任感をもって、売り場を担当する体制づくりを確立することを目指しています。 ※1 詳しくは次の(2)の項目にて解説します。
● 誰かが作った良い商品や売場の情報を、Wow Talkという社内のチャットシステムで共有する仕組みに磨きをかけています。
ワイズマートのありたい姿(2)
従業員一人一人の物心両面での幸せ実現に向け、努力や成果に報いられる企業でありたい
小さな経営者を育てるワイズマートの「店主集団経営」
ワイズマートでは、店主集団経営により「経営者スピリット」を持った208人(2024年5月現在)の部門責任者(チーフ)が、当事者意識のもとに自発的な部門経営を行っています。
具体的には、
● 1つの店舗に6~8人の部門責任者(チーフ)がいます。仕入アイテム・数量の決定、値付けやパート社員さんの採用など権限を委譲され、かなりの自由裁量で部門運営を行います。
● 自分のアイディアやセンスで並べた商品が売れていくのは面白く、利益貢献やお客様からのお褒めの言葉があると、やり甲斐を感じます。うまくいかない時もあり、悔しい思いもします。
● 売上や粗利益、人件費や電気代、家賃や修繕費など、詳細な数字は1つの店単位ではなく、6~8つの部門単位で細分化され、算出されます。(アメーバ経営に似ています)
● 詳細な経営データは全社員にオープンされていて、誰でも閲覧し、他店と比較して自分の部門経営の質を磨き続ける環境になっています。
● 様々な顧客アンケートからもたらされる「お客様の声」もすべてオープンで、自分たちで原因や背景を考えて、自分たちで改善行動を起こす風土づくりに取り組んでいます。
明確な経営データが、いつでもクリックして確認できる環境にいることは、自然と経営者意識が高まり、「あたかも会社から場所を借りて経営している感覚」になってきます。良い成果が上がれば「数字が自分を褒めてくれ」て、ささやかな自信を持てるようになります。うまくいかない時は、悔しい思いをして、どうしたら改善できるのだろうか?と考える癖が身につきます。結果として一人一人が「小さな経営者」として成長していくのです。
ワイズマート独自の評価制度も、経営者を育てる制度として機能しています。コンサルタントも入れずに社内の人間が何度も何度も試行錯誤して生まれた「自己申告書」と「賞与支給明細書」はビジネスモデル特許を申請するほどの独自制度です。
業績査定と行動評価の詳細データが人事面談とともにフィードバックされます。きっとそのデータ量の多さに驚かれると思います。
いかに一人一人の成果や努力を「見てあげる」ことができるか?
多店舗展開で社員数の多い小売業でこれを実現することは至難の業です。
● 経営データがオープンであること
● 独自のフォードバックの工夫があること
● 役員や部課長クラスの店舗巡回の頻度が高いこと
● 半期に一度全社員との面談があること
様々な制度や仕組みを駆使して、一人一人の努力や成果を見ようとしています。
「見てあげることは最高の教育」ワイズマートの信念です。
ワイズマートのありたい姿(3)
地域課題(フードロス・健康増進・多様性など)の解決に貢献できる企業でありたい
地域密着を目指すワイズマートでは、「食」を通じて、地域の安全・安心に貢献していきます。
詳しくは、「環境・地域貢献」のページをご覧ください。
小さな経営者を育てることが、「ありたい姿」を実現に向かわせる第一歩
ワイズマートには、お客様にとって「身近な冷蔵庫でありたい」を共有・共感いただけるように、このような「ありたい姿」を開示しています。
私たちは、5年間で独立できるような「小さな経営者」を育てることを目標としています。それは、単なる店舗スタッフやチーフ・店長を育てるのではなく、技術や成功体験に裏打ちされた経営数値が理解できる「自ら考え自ら動ける店主」を育てあげたい!という思いです。
独立制度やのれん分け制度がある訳ではありません。日々・週次・月次・四半期・半期の決算振り返りなどを通して、自ずと「経営センス」を磨くことができる場を提供しています。
それは、自分の商いの数字を経営的に診断する習慣が身に付くということでもあります。片手にロマン・片手にソロバンを必要とする商売の厳しさ・数字の冷徹さを、日々の働く環境のなかで合わせて学ぶことができるのです。「利は元にあり※2」を徹底して考え込む結果、私たちは市場競争のなかでどうしたら強みを発揮し続けられるのか?についての知見を得てきたつもりです。常に先を見据えて動いていく決意です。
※2 「利益はお客様から頂戴するものではなく、自らの内なる商品や原価、経費などを磨くことでもたらされる」の考え方のことを指します。
ワイズマートでは、お客様に喜ばれ、スタッフで高めあえる環境下のなかで、店舗と共に成長したい人材を、私たちは日々探し求めています。ご興味を持たれましたら、「採用情報」のページをご覧ください。
Message 社長メッセージ
私たちは、地域に根付く駅や自宅の最寄りにあるスーパーとして、あなたのお食事(朝食・昼食・夕食)の献立をサポートしたり、ふらっと気軽に立ち寄れるお弁当・お惣菜を、いつでも納得の価格でご提供しています。いざというときに頼れる、安⼼・信頼できる「おうちの冷蔵庫」のような存在を目指しています。
お惣菜をはじめ「美味しい」と思っていただける温かくて美味しい商品の数々をご用意して、あなたの帰りをお待ちしています。
⼩さいながらも他店より好き。帰宅前についふらっと寄りたくなる、台所スペース。それが、ワイズマートの「原点」です。